Blogブログ
よろしくお願いします。
はじめまして。
今年の4月から杉田健司先生に弟子入りさせて頂きました、岩崎翔伍(20)です。
早く一人前になれるよう、先生や先輩方をお手本に頑張っていきたいと思います。
よろしくお願いします。
SUGI CRAFT ~西日本激走ツアー報告 高知編~
旅も終わりに近づいてきました。
岡山を出発した一行は瀬戸大橋を渡り、香川県で讃岐うどんを食べる事に。お店は師匠の杉田が忙しい中何十件も調べてやっと見つけた所でテンションガチ上がりまくりです。中に入るとまず麺の量を言うらしいのですが、讃岐うどんシステムについていけてなかった我々は店員のおばちゃんに怒られます(笑)だって初めてだからわからんもん!麺の次はだし。温かいのと冷たいのが選べます。最後にトッピングをいれます。薬味は無料で入れ放題で、それに讃岐っ子は揚げたこんにゃくやちくわを入れるそうです。ちなみに僕はちくわを選びました。ではいただきま~す^^出来立ての麺はコシがあって香りもgood!温かいだしのうどんも分けてもらい食べました。この旅一番の盛り上がりを見せたランチタイムでした。
食後、本日お世話になる「楽器堂」さんに向けて走り出します。高知までの道中びっくりしたのはトンネルの数。連続22箇所もありました。どんだけ!
楽器堂さんに到着。お店の中にはかなりの商品数。楽器好きなら何時間でも居られる場所ですね。あっ!探していたエフェクターがある~ほしぃ。
ギターを展示するとすぐにお客さんが来られました。新作ギターを弾いて気に入って下さったようです。良かったー^^高知でもこの様に直接ギター製作者と話す機会はなかなかないそうです。もっともっとこの様な機会を増やしていきたいものです。楽器堂さんは近くのショッピングセンターの中にも出店していてそちらにもお邪魔しました。お店に入ってビックリしたのはギターの数!いや~何時間でも見ていられますね!お~もうこんな時間。まだまだ見ていたかったのですが今日中に大阪に戻らなくてはいけなかったので泣く泣く出発。楽器堂さんお世話になりました。
よーし!後は安全運転で帰るのみ。でもその前に腹ごしらえ^^徳島ラーメンなるものを頂きました。スープはしょうゆとんこつ、具には甘く煮込んだ牛肉、麺は細ストレートタイプ、一気に食べてしまいました。
お腹いっぱいになったし行きますか!でもなーせっかくここまで来たのに何も見ずに帰るのはもったいない!鳴門海峡を通って帰る事に決定。はたして一行は渦を見る事が出来るのでしょうか?走れライトエース号!!
夕暮れ時、鳴戸海峡の展望台に到着。車を降り渦が一番見えるポイントまでダッシュ!渦はどこだ?あーれーかな・・・。どうやら少し遅かった様で、海流はぶつかっていたのですが渦にはなっていませんでした。残念。
まあまあ大事なのはここまで来たって事実。次回の楽しみとっておきましょう。めちゃくちゃ寒かったので5分で退散。でも渦の神様は我々を見捨ててなかった。あー!渦発見!!早く写真を。師匠、伍々さん気をつけて~。
はいっ!てな感じで淡路島を通り、神戸の夜景が一望出来る明石海峡大橋を渡り大阪に到着。伍々さんはここで旅を終えました。10日間お疲れ様でした。ぜひぜひ富山にも遊びに来てくださいね。
大阪から富山までは約5時間。夜も遅かったのでPAで休憩を取りつつ帰る事に。翌日3月21日の午前10時スギクラフト工房に無事到着。おしりが痛い!お疲れ様でした。
宮崎行きのフェリーに乗っていたのが1ヶ月前位に思えます。今回のツアーは多くの方の温かいご協力があってこそ実現したと思っております。本当にありがとうございました。またこの様なツアーを企画出来ればと思っております。それでは次回ツアーをお楽しみに!エース井上でした。
SUGI CRAFT ~西日本激走ツアー報告 岡山編~
まだ旅は終わってないですよー^^
一行は広島でのイベントの後大阪で二日間休暇をとりました。やっと前半戦が終わった。胃がもたれてる・・・。酸っぱい物が食べたい!!
3月19日の早朝大阪を出発。桃太郎の故郷岡山を目指してライトエース号は今日も走ります。
岡山到着。まずはお世話になる楽器店ギターランドさんと待ち合わせ、今晩ライブがあるクレープ屋「あんどれ」さんに向かいました。お店ではギターランドさんでギターを習っている生徒さんの発表会などもやっているそうです。憩いの場って雰囲気。
早速新作ギターを展示させてもらい、伍々さんはリハーサル。
リハも終わり本番まで時間があったのでここでティータイム。あんどれオリジナルスイーツを頂きました。コーヒーも美味い!お店には色々な楽器が置いてあり、伍々さんおもむろにピアノを弾きだす。こっ!これはビル・エヴァンス!?いや伍々エヴァンスや~!!細かすぎて伝わりにくいかな(笑)
そんな事をしているうちに段々お客さんが集まり始めました。午後7時にスタートしアンコールも含めた約1時間また聞き入ってしまいました。今回のツアーでの演奏はここが最後だった伍々さんお疲れ様でした。NEWアルバム楽しみにしています。
この頃あんどれ厨房ではライブ後にふるまうカツカレーwithサラダを作っていていました。カレーの美味しそうな香りがお腹をグーグーと鳴らすのです。伍々さんもお腹が空いていたのでしょう「さあ!カレー食べましょう」とライブを締め、皆で食卓を囲みいただきまーす。三日間煮込んだカレーは最高っす!ご馳走様でした。食後はコーヒーを頂きながらのギタートーク。直接ギタリストやギター製作者と話せる機会とあって盛り上がりました。
アットホームな雰囲気の中イベント終了。ギターランドさんお世話になりました。今後もよろしくお願いします。あんどれさん美味しい料理ありがとうございました。
よ~し!残すは高知だー。瀬戸大橋楽しみや~。では今夜の宿に向けて出発^^
SUGI CRAFT ~西日本激走ツアー報告 広島編~
まだまだ旅は続きますよ~。
少し早起きをして昨晩宿から見えていたタワーを見学。したかったのですがまだ開いてなく登れませんでした。残念・・・。タワーの最上部は球体になっていて、レストランでもあるのかと思いきや会議室が3部屋も!!どんな事を話し合うのかな~(笑)
下関を後にした一行は広島県三原市へ。
到着後お世話になる楽器店アンリミテッドさんで持って来たギターを全て展示させて頂きました。いい眺めです。
展示の準備も終わり皆でお昼を食べに出掛けました。やっぱり広島といったらお好み焼き!お店は知る人ぞ知る隠れ家の様で入ってまず目に飛び込んできたのはその安さ!お好み焼き350円!?安っ!それに具を3つ入れても800円だとー!しかも安いだけではないおいしぃーのだ。オリジナルソースが味の決め手。色々なソースをブレンドしているらしい。黙々と食べてしまった。
夜には伍々さんの単独ライブが行なわれました。会場はカフェ&バースタイルのお店でカウンターの前には様々なお酒が置いてありいい雰囲気。伍々さんも着替えライブスタート!伍々さんと同世代のお客さんが見に来てくれて感動していました。僕も何だかうれしぃー。約1時間演奏した後お客さんとテーブルを囲み、三原市の事やギターについて熱く語り合いました。マスター!たこ焼き美味でした。
この日のイベントも無事終了。アンリミテッドさん、グランカフェさんお世話になりました。また広島に来た時は宜しくお願いします。
さてさて今晩の宿は1時間程行った所にある福山市。夜も遅いので安全運転で。
SUGI CRAFT ~西日本激走ツアー報告 福岡編~
さてさて激走ツアーは続きます。
ライトエース号と僕は福岡に到着!長距離運転した事がなかったので不安もありましたが何とかなるものです。会場は博多駅のすぐ近くにある九州ビジュアルアーツさん。イベントは3月14日・15日の2日間開催されました。 私事ですが、福岡出身の僕にとっってこの様な展示会はギターに興味を持ち出した十代後半には福岡ではやっていませんでした。福岡で展示会があると聞いた時は「福岡に~展示会が~キター!!」とは叫んでいませんが心が躍りました。今回微力ながら福岡での展示会に参加出来た事を本当に嬉しく思っています。今後もあるといいな~。 さあ展示の準備も終わり後は開場を待つのみ。
そして開場!始めはお客さんもまばらだったのですが、午後になると段々混み合ってきてスギクラフトのブースをお客さんが取り囲むシーンもありました。やはり新作は目を惹くらしく何度も立ち止まって見て下さった方もいました。
おお!この写真は凄い!西村さんが弾いているは僕の兄弟子藤井の新作です。奥は伍々さんでスギクラフトの新作を弾いています。
展示会と並行してライブもありました。九州ゆかりのミュージシャンも参加。もちろん西村さんと伍々さんも演奏しました。
左から藤尾さん、西村さん、伍々さん、杉田の4人でパシャッ!ギターを通して熱い関係が生まれたようです。ギター万歳!
イベント終了直前になんと鹿児島から伍々さんのファンの方が来られました。ライブを見たかったそうなのですが間に合わずCDだけでも購入したいと思っていたら、さすが伍々さん「一曲演奏しますよ」とファンにとっては最高の一言。最後に握手を交わしファンの方はとても嬉しそうに帰って行かれました。側で見ているこっちもええ話や~と心が和む一時でした。
SUGI CRAFT ~西日本激走ツアー報告 宮崎編~
皆さんお久しぶりです。エース井上です。ほとんどブログを書いた事がないので気の利いたコメントが書けないかもしれませんが、同行した10日間の様子を報告します。
さて、今回のツアーではスギクラフトが誇るモンスターマシン「ライトエース号」が大活躍!よく踏ん張ってくれました。3月12日の朝新作を含めたギター10本、着替え、食料などをたらふく積み込み一路大阪へ出発。大阪ではツアーに同行していただいたギタリストの伍々慧氏とデザイナーの藤尾しんじ氏を迎えに行き、いざ宮崎に向かうためフェリーに乗り込みました。宮崎まで約10時間ささやかな宴をひらき、期待と不安が入り混じるツアー最初の夜は更けていきました。
明朝フェリーが宮崎に到着。宿にチェックインした後、小腹が空いたのでとんこつラーメンを食べに出掛けました。あっ!そうそうこのブログでは半分近くの記事が食べ物に関する事になりそうです(笑)一行はこの日の夜にイベントで共演するギタリストの西村歩氏と待ち合わせライブ会場へ。ライブ会場はとても広く、照明・音響共に本格的!一時間程でリハーサルが終わり、楽屋で待機していた時に西村さんに新作ギターを試奏して頂きました。どうでしたか?気に入って頂けたでしょうか?
さー本番です!イベントはまず新作ギターの試奏会からです。新作ギター本邦初公開でございます。ドキドキ・・・。
次は製作者本人によるセミナーです。司会は西村さん。各ギターのコンセプトやギター製作に対する思いを絶妙なトークで展開!とても今日出会った二人とは思えないくらい息はピッタリでした。
最後にお待たせしましたフィンガーピッキングコンテストで優勝された伍々さんと西村さんのジョイントライブです。まずは西村さん。実際の演奏を見るのは初めてだったのですが、スギクラフトギターでしか出来ない曲やカバーで演奏していた「デスペラード」聞き入ってしまいました。MCは曲と曲の間に話すなど西村さんの人柄が垣間見える時間でした。
イベントを締めくくるのは伍々さんの演奏です。伍々さんの演奏を見るのは二年ぶりくらいだったのですが、以前にも増して表現豊かで素晴しい音楽を聞かせてもらえました。新曲もいいっす!
イベントは無事に終了。とても贅沢な時間でした。満腹!!ウェザーキングのスタッフの皆さんお世話になりました。
僕は荷物をライトエース号に積み、一人次の会場がある福岡へ。ちなみに僕以外は宮崎地鶏を食べたそうです・・・。よかですね~
スギクラフト・ニューモデル2
角度を変えたらこんな感じ。誰かのボーズ頭みたいーなんて言わないのー。ちなみにこれは昨日のヘッドとは別の先行しているプロトタイプで色々と細かいところは違います。
以前雑誌で「ヘッドデザインとはその製作家を特徴づける顔であって安易に変えるべきものではない」といった主旨の記述を読んだ気がする。はたしてそれが絶対だろうか?たしかにシンプルにスタンダードを守り続けることはすばらしいが、時代に合わせしなやかに対応、変化してゆく事もアリだとおもう。(自分たちのやっている事がはたして時代にマッチしているかどうかは別として)だって長い歴史のある企業だってロゴを変えたり時には社名も変えたりしながらその時代を生き抜いているのではないだろうか?僕は二十代半ばの拙い頭と技術で考えたデザインを使い続けることは出来ない。それにいつもなんだかワクワクする事をやり続けたいと思っている。
スギクラフト・ニューモデル
わっ!写真がでか過ぎた。でもニューモデルの詳細をお伝えしなければならないのでこれで良いか。ギターの顔といえるヘッドには毎回一番悩んできた。何かと制約が多いなかで単純な型抜きだけではほとんど出尽くした感もあって難しいのだ。今回はありがちな先細りの輪郭だがズルーっと丸く仕上げたらこれが角度によって表情を変えておもしろいのだ。むかしは平面ばかりでかんがえていたと思うのですが近年ギター製作家も立体造形を意識するようになってきてるのかもしれない。
ギターピック
ベータチタン・トラスロッド・メーカーのタツタさんがピック型携帯ストラップを作ってくれました。タツタさんありがとう。ちょっとキズっぽいのはお決まりなので一応弾いてみたからです。これはニッケル/シルバーってフレットの素材だそうです。最初チタンでやってはどうか?という話もあったのだけど色々と問題があって・・・そういえば中高生ぐらいの頃ピックが無いからと硬貨で弾いた事ありませんか?僕はあります。
Carrera DS
有名ギタリストが使っている米製作家のギターのリペアが四本集まっている。しかもどれも新品のリペアだ。トラスロッド交換やらフレット位置が違うので指板交換やらブリッジの位置も・・・僕は工作家、ギター製作家として物を見てしまうからどうしても仕事の荒さが気になってしまう。これが世の中で高く評価されるとは同じギター製作家として納得いかないという気持ちはある。
ちょうど新作のカレラ・ドレッドノートの弦長がこれまでより短い645mmのギターが完成間近で、我ながら結構良いではないか!と悦に入ってた。だがリペア中のギターと引き較べたとき、「やはりこの米人製作家が高く評価されるのはたしかにわかるなあ。」と思う。
ギターってただひたすら工作精度が高ければそれで良い訳ではないのだなあとつくづく思う。
※ 「引き較べ」は誤字ではない。僕が弾いたとき、周りが引くほど下手という意味だ。