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アコースティックギターマガジン
AGM 39号に SUGI CRAFT ブランドのニューモデルの告知が載っています。スギクラフトおよびスギタケンジの大きな特徴のひとつのスルーネック構造を今回は敢えて採用しません。そしてそのネックジョイントには「ある秘密兵器?」が隠されています。まだ詳細は発表できません。デザインも大きく変わります。わりとオーソドックスに仕上げる予定だったが気が付くと結構斬新になった。今回もかなり難産だったが、かなり良い感じだ。って、まだプロトタイプで何本か作りながら煮詰めていくけど。
ところでスギクラフトとスギタケンジって何が違うの?とおもう方も居られるとおもいます。スギクラフトがバンド活動でスギタケンジがソロ活動といったところです。
インレイ
ちょっと前になりますが、トラスロッドカバーにインレイを!というリクエストでこんなインレイを入れてみました。といってもこれは自分でやったのではなく小川インレイクラフトさんに依頼したものです。彼はお隣の新潟県に住んでいて昨年11月には工房にお邪魔して色々話もしてきました。その時小川氏の話のなかでインレイ専門でやっていこうと決めた当初どこかの楽器店の人に「そんなもん、インレイだけでやってける訳ないだろ!」と言われたそうだ。僕からみればその人はなんと鈍いのだろう。小川氏がそんなことを考え始めたのは年齢からするとここ10年以内の話だ。既に海外ではインレイで名を上げている人達もいたし僕たち日本のギター製作家もそんな人を求めていた。正に現れるべくして現れた人だと思う。他のギター製作家、楽器店も注目しているし、また彼の他にもインレイを生業としている作家の話も聞く。ようやくそんな環境になってきたかと思う。
ナノなのだ
師走の忙しいさなか風邪をこじらせて肺炎で入院してしまいました。
39度超の熱を二回出したあげくの事でしたが、いざ入院してみるとだいぶ回復していてずいぶん元気な患者だった。いまはもう退院してすっかり元気になってます。入院の友にはiPod だということで井上に買ってきてもらった。とーぜん中身がないと何も起こらないので入れてきてもらた。今まで僕はこの手の物は持っていなかった。何故かというとこの空のiPod に音楽を入れるという行為が物凄く面倒なことに思えたからだ。それが今回の入院さわぎでまんまと人にやってもらえた。井上にとってはいい迷惑だ。まだだいぶ空きがあるので入れなきゃ。面倒くさっ。ああ、音楽入りiPod 売ってないかなあ。
今日は快晴
昨日の荒天から一転、今日は快晴で真っ白な立山も見えて気持ちよかったなあ。って一歩も外出して無いけど。太平洋側は晴れ続きでこんなのめずらしいことじゃないのだろうけど、たまに晴れるから良いんじゃかいか!ええエエ負け惜しみですとも。
ところで年末年始は妻の実家へ上京します。好天を満喫します。義母は僕が来たら色々大工仕事とかさせようと企んでいるようで、道具を一式持って来いとのこと。妻としては自分のダンナの休暇に母は何をさせる気か!(怒)と思うらしいが、使われる僕本人にとっては何よりありがたいことであると思っている。自分をあてにしてくれて便利な男だなあと思ってくれるとしたらそれは一番うれしいことではないか?
When You Wish Upon A Guitar
弊社の藤井圭介も参加しているCD、When You Wish Upon A Guitar がついに発売になった。藤井をはじめ5人の若手ギター製作家のギターを住出勝則氏、小松原俊氏が演奏したものだ。それぞれのギターの個性、プレーヤーの個性が聞けてギター好きにはとてもおもしろいアルバムだ。 今回のこの企画、僕は選にもれた。何故かというと、若手製作家のアルバムなのだ。その点僕はビミョーなのだそうだ。エ!若手でもなくベテランでもなく「ビミョーな製作家」なのか俺は! クソーッ というわけでこのCDはうちでも売ってます。藤井圭介のサイン付きです。くやしいから僕のサインも強制的に付けちゃいます。
ウクレレ製作
夏休みも今週いっぱいに迫った今、3年生と2年生のふたりの子供達は夏休みの工作でウクレレを作っています。小学生低学年でもできる様になるべく平易な方法で教えたのだけどそれでも難しいところは手を出さざるを得ないのですが、まあ初めてでここまでできれば上等かなあ?今後は毎年すこしずつレベルを上げて行ければ面白いと思っているのですが・・・。
アフリカンブラックウッド
初めてアフリカンブラックウッドで作っています。凄く重たい割に剛性は低いなあ。
重たい物が動くということはどういう事なのか?考えればいかに作るべきか見えてくる。その考えに従って作っているのだがどうなるだろうか。
スギクラフト二冠達成!!
FINGER PICKING DAY 2008において、スギクラフトSJを使用された西村歩氏が、最優秀賞、楽曲賞、葉山ムーンスタジオ賞(オーディエンス賞)、TAB(ティーエービー)ギタースクール賞の四冠を達成されました。西村さん、おめでとうございます!これで使用ギターについては、FINGER PICKING DAY 2004 にて最優秀賞、楽曲賞、オーディエンス賞、アコースティック・ギター・マガジン賞の四冠を達成された伍々慧氏に続き、二冠を達成!!ということになるでしょうか。
↑当日の写真で西村氏からいただいた写真です。↑
FINGER PICKING DAY 2008 は4月5日、私達がマイアミのギターショウに行く数日前に行われたイベントで、何故今ごろここに書くのかというと、先日行われたTOKYOハンドクラフトギターフェス2008で情報をいただき、調べてみてはじめて西村氏がスギクラフトSJを使用して受賞されたことが分かったのでした。もっと色んな方面にアンテナ伸ばしておかないといけないかなぁ・・・
東京ハンドクラフトギターフェス2008
明日から東京ハンドクラフトギターフェス2008ですな。参加します。と言うか飲みにいきます。子供達の運動会なのに!妻の冷たい視線を浴びながら今夜出発します。
そういえば先月のニューポート・ギターフェスティバルでポール・アズベル氏が僕のギターをデモ演奏していた動画を発見しました。 んー・・・。カレラOと違うし。ま、いいか。
Newport Guitar Festival in Miami Beach
かなり遅れてしまいましたがマイアミのショーの報告です。
今回は都合により現地のNori(妻の兄)さんが来れないため、初海外のオギーとの二人旅でした。会場の状態も解らない上にギターを含めて全部手持ちで最小限の荷物にしたのでブースも実にシンプル。
隣のブースのおっさんがやたらと荷物をひろげて占領してきそうになっていたのでおもいっきりガン飛ばすしギターケース蹴るもんだから向うは結構怖がってたみたい。そりゃあ訳のわからない言葉話すし坊主だったり中国人っぽかったり(オギー)するのが何か怒っていたら怖いかも。
昨年のヒールズバーグでお友達になった人たちとの再会にヤアヤアと・・・でもそのあとの会話が続かない。なぜかと言うと英語が話せないから。
それにしてもアメリカのショーは色んな人たちが見に来るなあ。子供、おねーさん、じーさん、ばーさん。日本だと自分と同年代から上のおじさんがほとんどだものなあ。