アコースティックギター製作家 杉田健司とそのスタッフによるギター製作やリペア作業の様子を紹介
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あと1ヶ月だー
ヒルズバーグ・ギター・フェスティバルまであと1ヶ月になりました。で、出品するギターは今塗装中ですが梅雨で湿気が多くてかぶってしまうためはかどりません。どうにもならない時はエアコンで湿度、気温を落とした締め切った部屋で塗っています。今日は久しぶりに晴れたので塗り進めることができました。
そしてオーダー分のカレラも出来ました。ここのところ僕が経営している大日小屋では冷蔵庫、給水設備、発電機、ソーラー発電システム・・その上天気が悪くヘリコプターが飛ばない等、次々とトラブルが起きていてなかなかギターの仕事が手につかなくて最近胃が痛かったけれど、出荷できたので胃痛の原因がひとつ減ってようやくほっとしているところです。
バッキバキ
壊れたトップのはりかえ修理ですが、依頼した人からすればトーゼンですが音も壊れる前の音を再現してほしいとのこと。でも僕その音聞いてないから・・構造や剛性から推察するしかありません。それにしてもこのギターかなり強度低いぞ。建築物ならば頑丈に作っとけば安心なかんじだけれど、楽器はそれじゃあ台無しだものなあ。むずかしいー。
国が適切な強度を定めてくれたら・・・それは無いか。
ヒルズバーグ・ギター・フェスティバル
はじめまして!杉田健司といいます。ギターを作って生活しています。ブログ、まめに更新するよう心入れかえてガンバリマス。今は8月17日から19日にカリフォルニアで行われるヒルズバーグ・ギター・フェスティバルに向けて製作中です。あ、いやオーダー分もちゃんとやっていますから。
ギターのヘッドに被っている縞縞のものは尖った所が欠けないようにと靴下を被せています。パンツじゃありませんよ。