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これからはこれで行く
ギターを発送するときは何時もかなり気を遣う。運送屋さんは丁寧に扱ってくれるけれど、代えの利かないお客様の大切なものなのでリスクを徹底して減らさなければならない。これまでギターを縦にして送っていたけど、やはり不安定なのでギブソンのように横向きにするようにした。縦長のものが倒れて床面に面で当たっても箱に傷付かないけど箱の中では大きな衝撃を受けている。横向きならば倒れてもそれは”寝返りをうった”ぐらいで、衝撃は少なく済むと思う。 箱のデザインは未だ縦向きデザインのままだ。こんど箱を発注する際にはデザインも横向きでカッコイイのにしよっと。
Carrera OM 西村歩
ゴールデンウィークは未だ雪の下になっている山小屋を掘り出しに行っていた。ようやく疲れがとれて来た感じ。そうだ!一ヶ月も前から載せるはずだった西村歩氏の新しい Carrera OM による演奏だ!
ムムム・・・あれ?何でここに埋め込み出来ないのだろう?SUGI CRAFTのブログでは出来たのだけどなあ? ←余裕でできます(管理人)
デカッ
カレラのバリトンがここまでできた。製作中のギターが置いてある棚に入らないのは困るなあ。
いっそデカさを強調したら面白いだろうとビルトインピクガード部分の大きさもほぼ通常通りの大きさにした。タッピングした印象ではだいぶベースの効いた良いサウンドで完成が楽しみだなあ。
Carrera OM 2
Carrera OM が完成した。やっと!OMといってもマーチンOMとは随分シェイプが違うのにこれをOMと言うのだろうか?まあ、それを言ったらドレットノートとかも全然違う形だけど。ボディ幅が15インチ程でレギュラースケールならOMで良いのでは?分りやすいし。って僕が勝手に決めました。
バリトンギター
カレラのバリトンを作っています。なんと18インチのビッグサイズです。左はCarrera DLで、ミニギターではない。材料はシトカスプルーストップ/マダガスカルローズS&Bだ。この材料を選んだ訳はこの大きさが取れるものがこれしか無かったからなのだ。ああ・・・、ケースはどうしよう?たぶん作ってもらえると思うけど。そういえば、独立してスギクラフトを作り始めた20年程前はギターケースも思ったような物が手に入らなかったので入手できるケースに合わせてギターを作ってたっけ。
Carrera OM
宮崎のギタリスト西村歩さんのリクエストで、Carrera OM を作っています。弦長がちょっと短め640mmの22F仕様で、カッタウェイは深めに作ってある。
ヒールもいつもより更に薄く削りよりハイポジションのプレイアビリティが向上するよう設計しています。西村さんの13Fにカポをつけて演奏される「13フレットのオルゴール」にも最適な一台となるだろう。
カーボンマスター
ある高級ギターケースが手に入らなくなった。連絡が取れなくなって困っていたのだが、アメリカに住む韓国人の友人に聞いたらビジネスをやめたらしい。HPは残っているけど・・倒産したのかよくわからない。そこで登場したのがこのカーボン・マスターだ。仕上げはかなり荒っぽいのが残念だが、もの凄く軽く、オシャレだ。まだクラッシック用しか無く、000にあうようにインナーパットを作っています。
Carrera DL
カレラ DL がもうすぐ完成する。バックはかなり派手なしらた入りだ。これはトップ構造が押尾さん仕様になっている。
パームによってご本人のギターは多くがこの部分が割れて修理されている。僕が提案した方法はトップの板厚は変えずに部分的にラミネートして木目がクロスするようになってる。(割れは木目方向に沿って起こる)これによってブレーシングを増やさずに割れに対する強度を十分に確保した。現在の方法は押尾さんの時のやり方からさらに発展してきている。わかりにくいかなあ?角度を変えて見るとこんな感じ。
明日押尾さんのニューアルバム発売だなあ。レコーディング時にはCarrera DL を持って行ってくれたらしいが、最終的にその音が採用になったのか?何曲か?或いは今回採用ならずか?マネージャー氏より「お楽しみに!」とだけ聞いている。ここまで聞いていて採用ならずだったらへこむなあ。
大掃除
公式には工房の大掃除が今日、明日で始まっています。が、僕はまだ残った仕事をまだやっています。居残りだ。
12月末だと言うのに雨だ!(近年暖かいから珍しくない)いやだ!雨はうっとうしい。雪かきは面倒だけどやっぱり冬は雪景色がいなあ。ブリ起こしがなってる(雷)夜中には雪になるだろうか?ワクワク。
Style 28 Dreadnought
9月に行われたサウンドメッセに出展したD-28。AGMの広告にも載せたが、こんな写真ひとつ撮るのに100枚以上試行錯誤してようやくこの程度だった。あとはデザイナーの力ですわ。
今はドルフィンギターズ(大阪店)さんで試奏できます。自分なりのD-28を作ろうとしたとき、真っ先に思ったことが60年代中期のような丸ヘッドだった。とにかくぎりぎりまで丸くしたのがカッコいい。まあSUGI CRAFTのヌガー程になったらそれは別物になるので。よくわからんけど、このスタイルを作ってるメーカーはたいがい痛そうなくらい角が立ってるイメージがあって、「んー・・・それが好まれるのかなあ?」とか思ったけど、まあいいや。これの核心部はネックジョイント。SUGITA KENJI では初めてだが、SUGI CRAFT ヌガーで実践しているボルトオンジョイントをトラディショナルなスタイルに合うようにアレンジしている。
SUGITA KENJI 的トラディショナルも追求してみたいなあ。